猫と畳の手帖

長毛猫のブラッシング 毛玉を防ぐための毎日の梳き方とコツ

長毛猫の毛玉予防は、良いコームを選ぶことより毎日同じ順番で梳くことが近道です。後ろ耳の付け根、前脚の内側、おなか、しっぽの付け根という下毛が集まりやすい4か所を、歯の広いコームから順に短時間で梳く手順と、引っ張らない・切らないための判断の目安をまとめました。猫が嫌がらずに続けられる進め方も触れています。

猫の爪切りは力で押さえない 抱き方で決まる手順と声かけの基本

猫の爪切りが途中で終わるのは、道具でも猫の性格でもなく抱き方の問題です。膝の上で背中をこちらに向けて座らせ、四本の足をどこかに載せて支える姿勢と、一本切ったらすぐ手を離す進め方をまとめました。声と場所の整え方、時間帯の選び方も。刃を当てる位置の話はせず、抱き方と手順に絞って解説します。

冬のフケが気になって強くブラッシングするほど猫の毛が傷む理由

冬のフケを気にして強くブラッシングするほど、乾いた肌と毛の表面がこすれて余計にごわつきます。白い粉と毛の広がりは別の問題で、必要な圧力も時間も違います。冬の乾燥でフケが目立つ仕組み、短いセッションの分け方、長毛の脇と後ろ足の確認、病院に相談したいサイン、毎日のブラシの当て方も見直します。

うちの猫が7歳を過ぎたら、健診の間隔はどう変えていくべきか

7歳を過ぎた猫の健診は年2回がひとつの目安ですが、切り替える年齢を表で決めるものではありません。子猫のワクチン期、大人の年1回、シニア期へと移る通院リズムを、体重や毛づくろい、飲水量などの日々の記録を材料に、かかりつけの獣医と一緒に更新していく考え方をまとめました。前倒しを考えるサインにも触れます。

夏に水を替えないと猫の飲水量は気づかないうちに落ちていく

日本の夏は室温と湿度のせいでボウルの水が数時間でぬるくにおいが立ち、猫は飲まなくなります。1日2回以上の水替えと、日陰で静かな場所への複数設置が基本です。湿度が高い日は指先でぬめりを確かめてから替え、ウェットフードの水分や尿の塊での見方、動物病院に連絡する目安までまとめました。日々の観察からの記録です。

デンタルケアでそのサインを見逃すと悪化する猫の本当の合図

猫の歯みがき中に体がこわばる、耳が横を向く、しっぽが止まる。これは続けるか緩めるかの分かれ目です。しっぽが振れる、瞳孔が開く、逃げる動きが出たらその日は終わり。固まる猫が実は強いストレス下にあること、ゴロゴロが安心の印とは限らないこと、やめる判断が翌日の協力度を上げること、記録のつけ方まで、実際の手順で書きました。

舞う猫の毛を減らすには換気と湿度の順番が効く春の抜け毛対策

春に舞う猫の毛を減らすには、掃除の道具より順番が効きます。換気は拭き始める前に、湿度は静電気を抑える40〜60%を目安に、そして上から下へ。拭く前に少し待つ理由や、カーテン・オープンシェルフに戻ってくる毛の話も含めて、毎日の掃除の組み立て方を書きました。舞う毛は消せませんが、床に残って見える量は変わります。

爪とぎは爪切りの代わりになる? その思い込みを外す考え方

爪とぎは爪切りの代わりになるのか。爪とぎがしているのは古いさやを脱がせて先を尖らせることで、爪の長さを短くする作業ではありません。爪は生涯伸び続け、室外の猫は地面で先をすり減らします。室内の猫が切る間隔をどう決めるか、切るときに押さえる位置と、嫌がる猫への声のかけ方にも触れます。

獣医が診察で確かめるのは、猫の体重の推移と家で書いた記録

年1回の健康診断で獣医が診察の土台にするのは、その日の体重ではなく、何回かの受診をまたいだ推移と飼い主が家で書いた記録です。体重・食欲・飲水量・トイレの回数を1枚にまとめる書き方、キャリーに慣らして落ち着いて到着するための準備、記録で気づいたことを自分で判断せずに診察室で聞くコツまでをまとめました。

夏の留守中に締め切った部屋の窓辺は思っているより危険な暑さ

留守中に締め切った部屋の窓辺は、同じ部屋の床よりずっと高温になります。エアコンのタイマー運転と網戸・ストッパーをセットで整え、日陰とひんやりした床、きれいな水を先に用意する。パンティングやよだれ、伸びたまま反応が鈍いときは動物病院へ。扇風機だけでは室温は下がらず、留守中の上昇を止められません。